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内科(腎)

スタッフの紹介

 

診療科紹介

【診療科の特色】

腎疾患にかかわる分野全般の診療を行います。

健康診断での検尿異常や腎機能異常の精密検査(外来・入院)、急性腎障害の診断治療(入院)、慢性腎臓病のステージに応じた治療(外来・入院)、入院での透析導入(血液透析、腹膜透析)などをおこなっています。また各種疾患(糖尿病、膠原病など)における腎臓の合併症の診療(外来・入院)にあたります。

他の診療科との関わりでは、慢性透析患者の当院各科入院治療中の透析治療を行っています。また腎移植治療の術前管理や術後の長期管理など参画しています。また必要に応じ他科入院中の慢性腎臓病患者さんなどの治療にあたっています。

それ以外に、関節リウマチ・膠原病の治療を入院・外来にて行っています(主に腎障害合併例)。DMARDs、ステロイド、免疫抑制剤、生物学的製剤を使用します。

診療に当たっては、他の職種(看護師、薬剤師、臨床工学技士)と協力し、多方面で患者さんに必要十分な医療を提供するようにしています。

【透析センター】

院内7A病棟にあります。医師、専任看護師、兼任臨床工学士、医療クラークが従事し、血液透析業務を行います。また看護師は腹膜透析外来、療法選択説明も行っています。

【施設認定】

日本腎臓学会研修施設

日本透析医学会教育関連施設(平成29年4月から同認定施設)

 

診療実績

【診療科の特色】
2013年度~2015年度までの診療実績
1.主要疾患別入院患者数
疾患 2013年度 2014年度 2015年度
慢性腎臓病(非透析、非DM) 67 55 47
慢性腎臓病(血液透析、非DM) 57 43 45
糖尿病性腎症(非透析) 43 46 33
慢性糸球体腎炎 50 23 32
糖尿病性腎症(血液透析) 40 35 25
慢性腎臓病(腹膜透析、非DM) 16 9 15
慢性腎臓病(腹膜透析、DM) 4 4 14
急性腎障害 10 6 11
ネフローゼ症候群 12 16 5
急速進行性糸球体腎炎 2 11 3
腎移植後 0 10 1
膠原病・関節リウマチ 5 8 5
DM : 糖尿病          
 
2.検査
1)腎生検施行(当科施行件数)
  2013年度 2014年度 2015年度
総数 34 34 33
IgA腎症 10 10 11
腎硬化症 1 1 5
糖尿病性腎炎 2 2 3
急速進行性糸球体腎炎 1 0 2
巣状糸球体硬化症 0 0 1
尿細管間質性腎炎 0 0 1
微小変化型ネフローゼ症候群 1 2 1
ループス腎炎 3 3 1
 
2)腎生検診断:成人の腎生検組織診断(腎移植外科・腎臓内科など)評価を臨床検査科・当該科と共に行っています。  
3.治療
1)慢性腎炎・ネフローゼ症候群・急速進行性糸球体腎炎
  2013年度 2014年度 2015年度
副腎皮質ステロイド  21 21 22
免疫抑制剤 3 3 4
IgA腎症扁桃腺摘出ステロイドパルス 2 2 2
生物学的製剤 2 2

1

 
2)慢性腎臓病(CKD)患者診療
外来では透析や移植に至っていないすべてのステージのCKD患者、入院では主にCKDステージG4~G5患者の評価・治療・療法選択などを行っています。
 
3)常染色体優性多発性嚢胞腎
遺伝性疾患で、長年の間に腎臓の腫大と腎機能低下を来します。通常の慢性腎臓病の治療に加えて、適応がある患者さんにサムスカ®錠での治療を行っています。
 

4)腹膜透析
外来患者は専門外来にて管理しています。当院はPDファーストを基本方針としており、実際は事前に患者さんの意向など踏まえて療法選択おこなっています。
  2013年度 2014年度 2015年度
腹膜透析外来患者(3月末) 16 20 19
腹膜透析導入 9 5 6
腹膜透析離脱
(全例HDへの変更)
1 4 4
腹膜透析患者入院
(導入、内科・外科治療など)
37 23 38
 

5)血液透析
7A透析センターにて入院患者のみを対象としておこなっています。月水金は午前午後の計2クール。火木土は午前の1クール、1クール定員5名で運用しています。
コンソール5台。定員は通常15名。
<透析回数、診療科別のべ透析回数と新患者数(入院時)>
 診療科 2013年度 2014年度 2015年度
延回数 新患者数 延回数 新患者数 延回数 新患者数
総数 2038 312 2217 268 2084 295
腎臓内科 845 121 768 91 852 87
整形外科 418 41 562 50 365 33
循環器科 128 55 235 63 258 103
腎移植外科 93 21 118 15 237 13
外科 85 8 37 6 32 6
心臓血管外科 83 7 114 5 66 8
 
<治療内訳>
  2013年度 2014年度 2015年度
 維持血液透析 218 192 221
 維持血液透析(腹膜透析併用) 4 6 1
 血液透析導入 53 50 64
 腎移植後再導入 3 3 7
 腹膜→血液透析への変更 4 3 3
 急性腎障害 10 2 7
 慢性腎不全増悪(一時的な透析) 11 9 10
 死亡退院 11 7 14
 
<入院中手術を受けた血液透析患者>
  2013年度 2014年度 2015年度
手術患者(バスキュラーアクセス作成以外) 104 106 66
バスキュラーアクセス作成・再建
(同一患者複数回数有り)
92 72 71
腹膜透析 カテーテル留置 9 6 5
 
6)血漿交換療法などの血液浄化療法
院内の血漿交換、LDLアフェレシス、免疫吸着療法などの血液浄化療法のうち病棟と透析センターで施行された症例の大半は透析センタースタッフが施行した。
<2013年度~2015年度アフェレシス件数>
  2013年度 2014年度 2015年度
 単純血漿交換(PE) 0 30 20
 二重濾過血漿交換(DFPP) 38 23 61
 血漿吸着(PA)  免疫吸着(IAPP) 36 38 42
   ビリルビン吸着 7 9 2
   LDLアフェレシス 10 0 0
 エンドトキシン吸着 45 21 16
 顆粒球除去(GCAP) 10 0 15
 腹水濾過濃縮再静注 10 10 8
合計 156 131 164
 
7)内シャントPTA(経皮血管拡張術)
血液透析患者さんの内シャントの狭窄等を改善する治療です。当院放射線科医師が施行します。入院・外来いずれも対応しています。ご紹介患者は腎臓内科が対応し放射線科へ依頼します。
 
8)リウマチ・膠原病
外来で、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、血管炎症候群、強皮症、混合性結合組織病など合計40名あまり治療・併診をおこなっています。関節リウマチ数名に生物学的製剤にて治療行っています。必要に応じ入院治療も行っています。
 
・特集診療科紹介 腎臓内科(ザ ジャーナルVoll.12 No.1より抜粋)(PDF形式)