氏名
畝 大(うね だい)
所属
心臓血管外科
写真
経歴
2001年
岡山大学医学部 卒業
岡山大学医学部附属病院 心臓血管外科研修医
広島市立広島市民病院 外科研修医
2003年
済生会今治病院 心臓血管外科研修医
2005年
国立循環器病センター研究所 循環動態機能部 研究員
2006年
心臓病センター榊原病院 心臓外科 医員/医長
2010年
Sunnybrook Health Sciences Centre, Division of Cardiovascular Surgery, Research Fellow
(カナダのトロント大学附属病院心臓血管外科に研究留学)
2012年
University of Ottawa Heart Institute, Division of Cardiac Surgery, Clinical Fellow
(カナダのオタワ大学心臓外科に臨床留学)
2014年
大和成和病院 心臓血管外科 医員/部長
2018年8月
当院 心臓血管外科 入職
資格・所属学会
日本心臓血管外科学会専門医・修練指導医
日本外科学会認定医・専門医
植込型補助人工心臓実施医
カナダオンタリオ州医師免許
国立循環器病センター客員研究員
自己紹介
手術後に患者さんが目に見えて回復されることに魅力を感じて大学卒業後18年間、心臓外科に携わってきました。近年はトロント大学サニーブルック病院(カナダ、同 1000例/年)、オタワ大学(カナダ、同 1400例/年)、大和成和病院(神奈川、同 320例/年)と手術数の多い病院に身をおいてきました。カナダでは通常の心臓手術に加え、低侵襲心臓手術(MICS)、経大腿動脈大動脈弁移植術(TAVI)、重症心不全に対する心移植、補助人工心臓植え込み術(LVAD)など日本ではまだ新しい治療を学んできました。日本、カナダ双方の心臓外科での執刀、臨床経験より、各々の良いところを組み合わせ、チーム医療を通じてより良い医療の提供を行いたいと思っています。単科の循環器専門病院で研鑽を積んでくる中で他科がいないことで至らない治療もたくさん経験し私自身くやしい思いをしたこともあります。15年ぶりに総合病院勤務となり、当院では他科との完全な協力のもと患者様に不自由なく安心して治療を受けて頂けることを心強く思い安心しています。
 
日々心掛けていることは患者さんの顔を見てお話しすることです。カナダでは英語が母国語ではなかったこともあり、しっかりと患者さんの目を見て、一生懸命ゆっくり時間を取って、納得してもらえるまで話すようにしていました。不思議と表情から分かりあえることも多かったです。結果的に患者さんや家族の方には大変喜んでいただき、言語の壁を乗り越えて、カナダ人の研修医よりも信頼していただけることもよくありました。会話することの重要性は当たり前のことなのですが、恥ずかしながら海外に出て改めてよく理解できた次第です。外来で時間が充分にとれない場合にはできるだけ患者さんの目を見て表情を感じ取るようにしたいと思っています。
 
手術における信念は、「治療の本質を外さないこと」です。たいていの患者さんの希望は、できるだけ安全に、しかも完全に治して欲しいと思われています。手術の必要がない方に、手術が必要ないと判断することもこれに含まれ、立派な治療だと思います。手術を行う場合には、長持ちするqualityの高い治療(再治療を必要としない完結治療)をお届けすることを目標にしています。カナダ留学時代の恩師の言葉に「術者の5分が患者の20年を変える」という言葉があります。たとえ少し手術が遅くなっても、丁寧に時間を取り手術手技を行うことで、将来の再治療を避けて患者さんの人生のquality を向上させるという意味です。 バイパス手術であれば20年以上流れるバイパス、弁形成術であれば20年経っても逆流が再発しない手術を目指して手術を行いたいと思います。その本質が保たれる前提のもと、低侵襲手術の付加価値を希望される場合や手術リスクが高く安全性を高める必要がある場合に、低侵襲手術やカテーテル治療との組み合わせなど、海外で学んだ多様な選択肢のなかから、患者さんごとにベストの治療を提供させていただこうと思います。
 
手術が必要だと言われた患者さんはどうぞ外来にお越しください。ゆっくりと説明させていただきます。(水曜日外来午前/午後、木曜金曜も予約診察は可能)
 
 ・2016年~2018年5月 執刀/指導手術数(PNG形式)